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第三種電気主任技術者(電験三種)の合格体験記

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こんにちは。電気主任技術者のあーるです。

この記事では、私が2021年に合格した第三種電気主任技術者試験の体験談についてまとめています。

この記事のポイント

・電験三種は持っていると評価される資格

・勉強時間は700時間くらい

・CBT方式になってから合格率上昇

資格の概要

第三種電気主任技術者は「電験三種」の名で広く知られる資格です。

「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目に合格することで、資格を取得することが出来ます。

この資格は、電気について広範な知識を身につけることが出来ることから、電気系の人の間では知名度が高いです。

(逆に機械系や建設系の方にはほぼ全く知られていないです)

電気系人材なら、とりあえずこれを取っておけば間違いないと言えるような資格だと言えます。

電験三種を取得するメリットを別の記事でまとめていますので良かったらどうぞ。

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【実体験】第三種電気主任技術者(電験三種)の資格を取得するメリット4選
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使用した教材

・U-CANの電験三種 テキスト&重要過去問 著:U-CAN電験三種試験研究会 

本格的に受験するとなった際に最初に購入したのがこの教材です。

これだけで合格するのは正直難しいと思いますが、辞書代わりに1冊持っておくと意外と便利です。

・ユーキャンの電験三種 最短合格への過去問300 著:U-CAN電験三種試験研究会

1回目に受験した際に使用した教材です。

この1冊だけで全科目合格は厳しい(特に理論は無理)とは思いますが、電力や法規の科目合格狙いに最適です。

・2025年版 理論の20年間 著:電気書院

こちらは2,3回目の受験時に購入しました。

理論だけでなく電力、機械、法規もすべて購入し繰り返し何度も解き9割くらい出来るようにして受験した記憶があります。

この問題集の特徴としては、問題が分野ごとに収録されている点です。

問題集には2種類あって年度別のものと、分野別のものがあります。

これに関しては意見が分かれるとは思いますが、個人的には分野別のほうが取り組みやすかったのでこちらにしました。

また、解説も比較的丁寧な印象があります。

※私が購入したときは15年分の過去問でしたが、現在は20年分とパワーアップしたようです。

・電卓

電卓はこちらを使用しました。個人的にはかなりオススメです。

電卓選びで悩んでいる方はこれを買えば間違い有りません。

2千円から3千円と電卓にしては少々値が張りますが、他の資格試験(簿記、FP試験、電験2種、エネルギー管理士試験等)の際にも使用できます。

買ってから7,8年使用していますが、全然壊れないので助かっています。

免状の申請

試験に合格すると、免状申請用の手続き用紙が届きます。

一通り記入し2350円の交付手数料および住民票等をそろえて郵送すると、2ヶ月程度で送られてきます。

以下が実際の免状です。

余談ですが、免状の番号のアルファベットで試験合格か認定か分かります。

私は試験合格であるためEの文字がありますが、認定の場合はA~LまでのEを除くアルファベットのどれかになります。

電験三種合格体験記

勉強期間:1年以上 勉強時間:700時間程度 難易度

私の電験三種受験歴は3回で、2018年、2020年、2021年です。

結果は2018年が全落ち、2020年に理論と機械、2021年に電力と法規に合格し資格を取得しました。

以下に各年の体験記をまとめます。

2018年(1回目)全落ち

この年は大学3年生で、理論と電力の勉強をして受験しました。

使用した教材は4科目まとまったタイプの問題集のみで、正直なところ電験三種というものを舐めていた気がします。

大学の課題も多かったため1日1時間程度勉強できれば良い程度で、合計でも50時間程度だったと思います。

なんだかんだ1科目くらいは受かるだろうみたいな見通しで受験したところ、見事に返り討ちに遭いました。

CBTが始まるまでの電験三種は完全に別物で、過去問なんか1問出るかどうかだったのもあります。

特に理論は完全に見たことない問題ばかりで、力不足を大変に痛感させられました。

(電力はあと1問というところでしたが惜しくも届かず)

この経験で完全にビビり、翌年は受験しませんでした。

2020年(2回目)理論、機械合格!

2019年の秋頃に失恋をし、吹っ切れるために本気で頑張れることをしたいと一念発起して、電験三種に再び立ち向かうことに。

最初は、4科目まとまっているタイプの参考書をひたすらノートに書き写す作業をしていました。

1日3時間以上を2ヶ月くらいやっていたと思います。

しかし、思うように出来るようにならないため勉強法を模索していたところYouTubeに参考になるチャンネルを発見。

電験三種界隈だと知らない人はいない「電験合格」チャンネルです。

このチャンネルは元々学校の生徒さん向けに作られたそうですが、めちゃくちゃ分かりやすくて衝撃を受けました。

インドア夫婦
インドア夫婦

電気科の大学生は冗談抜きでみんな観た方が良いと思います。

(これだけである程度単位取れると思います)

このチャンネルの基礎編を何度も見返しながら、ダウンロードした教材を繰り返し解き慣れてきた頃に過去問15年分の問題集を解きました。

繰り返し何度も解いていると、だんだん訳分からなかった部分の解像度が上がっていき楽しく感じるように。

しかし、試験の1年前から勉強していたせいか途中で息切れし勉強が余り手につかない時期がありました。

それでも直前2ヶ月くらいは毎日2時間くらい勉強し本番に臨むことに。

試験当日は、徒歩20分くらいの受験会場まで歩いて行きました。

当時の流行病のせいでマスクが外せずちょっと辛かった印象があります。

各試験の出来はぼちぼちで、理論と機械に関しては幸運に恵まれました。

理論は、1問目が全く分からず事前に決めていた迷ったら3番のルールに従って回答したら正解。

また、いまだ語り草となっている箔検電器の問題もたまたま科学博物館で観たことがあり、正解。

機械のアルゴリズムのB問題は捨ててたのに、もう一つのB問題が意味分からなすぎて仕方なくやったら正解してびっくり。

この年は法規以外の取得を目指していきましたが、結果的に理論と機械に合格。

電力は1問足りずに不合格の結果に。(ケアレスミスを4つくらいしてました)

ちなみに理論は70点、機械は75点でした。

この年の機械は科目合格率が7%位だったので本当に運が良かったです。

2021年(3回目)電力、法規合格!電験三種ゲット!

残るはそこそこ勉強していた電力と完全に未経験の法規となりました。

試験が終わった11月頃から5月末までは他の勉強がしたくなり基本情報技術者試験を受験。

その時の体験談はこちら
基本情報技術者試験の合格体験記【CBT方式】
基本情報技術者試験の合格体験記【CBT方式】

その後6月から電力と法規の勉強を開始。

基本情報技術者の勉強をしていたため、勉強が習慣になっておりスムーズに進めていくことが出来ました。

(勉強の方法は前年と基本同じで、電験合格チャンネルを観てから過去問題集を解く流れです)

この年は、なんとしても合格したいと考えていたため過去問は9割以上出来るようにしていました。

また、穴がないように「電気計算」の付録の模試もやりました。

試験当日は、比較的易しい問題が多く電力は90点、法規は82点で合格。

(正直問題の内容について印象がありませんが、法規で何問か上述の付録の問題に近いものが出ました)

そして無事に、電験三種を合格することが出来ました。

勉強する順番

よほどこだわりがなければ、試験の順番通り「理論」→「電力」→「機械」→「法規」で良いと思います。

理論で基礎的な計算を身につけていないと、その他の科目の計算問題に太刀打ち出来ないというのが理由です。

ただし、勉強時間が50~100時間程度しか取れない状況であれば、「電力」もしくは「法規」の科目合格狙いがオススメです。

理由としてはこの2科目は計算問題が少ない上、ある程度パターン化されていることが挙げられます。

CBT方式について

令和4年度よりCBT方式が採用され、合格率が20%ほどに上昇しました。

要因としては科目ごとに別日での受験が可能な点、過去問の出題が多くなった点が挙げられます。

インドア夫婦
インドア夫婦

1日4科目受験するのは、心身ともにかなり疲れますしケアレスミスも出やすくなります。

また、受験が年2回可能になり科目合格した状態で受験できる回数が増加したことも理由かと思われます。

上記のことから、これから受験される方は圧倒的にCBT方式をオススメします。

もうすでに取得している身からすると、取得しやすくなるのは複雑な心境ではあります。

しかし、電気主任技術者人材が不足しているのは私自身の仕事でも肌感覚としてあるので仕方ない印象です。

効率よく合格したい方向け

電験三種はCBT方式開始以来、取得しやすくなった印象です。

そこで昨年、周囲の人に取得しやすくなったからと言って受験を勧め3人受験しました。

結果としては3人とも1科目も取ることが出来ませんでした。

この経験から簡単になったからと言っても、誰でも取れるわけではないことに気づきました。

自分でスケジュール管理をして適切な勉強をするのは別の能力が必要なのかもしれません。

もし、これから受験される方で不安な方はユーキャンの電験三種講座をオススメします。

こちらであれば本番に向けた模擬試験を数多く受けることができ、実戦経験を養えます。

講座を受ける費用も高額だと思うかもしれませんが、必要な教材をそろえると独学でも意外とお金がかかります。

是非以下のリンクから、資料請求だけでもしてみてください。

まとめ

この記事のポイント

・電験三種は持っていると評価される資格

・勉強時間はきちんと確保する

・CBT方式になってから合格率上昇しているが、油断は禁物

以上になります。

私にとって電験三種は非常に思い出深い資格です。

この資格のおかげで社会人になってから救われる場面が多くありました。

また、この資格を取得するとエネルギー管理士も目指しやすいのでオススメです。

記憶が抜けないうちに受験をオススメします。

この記事を読んでくださった方が電験三種に合格できることを祈っています。

それでは。

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あーる
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20代のインドアな夫婦と子一人の3人家族です。一条工務店の中古住宅を購入し暮らしています。 住宅や資格の情報を中心に発信しています。
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