大手ハウスメーカーの中古住宅を購入するメリットは?実際に買った人が解説します。

こんにちは。あーるです。
私は一条工務店の築浅中古住宅を購入しました。

これから物価や金利が上がる見込みで、住宅費を抑えたい方も多いのではないかと思います。
しかし、一生物の家選びで妥協するのもなと思う気持ちがあるかもしれません。
今回は実際に購入した私の目線で、中古の大手ハウスメーカー注文住宅を選ぶメリットや悩みどころについて解説していきます。
・中古は安く売られやすい
・ハウスメーカー特有の設備やアフターサービス
・神経質な人はやめておいた方が良いかも
中古の大手ハウスメーカー住宅のメリット
前提として、私は間取りや外観にこだわりがないのであれば中古推しのスタンスです。
注文住宅で叶えたい夢がある方は、予算を抑えて叶えられるメーカーや工務店があるかもしれないのでそちらを検討しましょう。
家づくりはやることや考えることが大変多いです。
そんな中で自分たちの要望を叶えてくれるハウスメーカーに出会うのは本当に困難だと思います。
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住宅展示場にいきなり行くと、何が何だか分からなくなります。
各メーカーの得意な部分を把握してから家づくりをしましょう!
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新築で建てるより価格が安い
一番はこれでしょう。
日本は新築信仰が強く中古住宅の市場での評価があまり高くないです。
築浅でも新築時の3割引くらいの物件が割とあります。
また、中古住宅は新築時の相場が販売価格に反映されます。
ここ数年の物価上昇の影響を受ける前に建てられているため、今新築を建てる金額に比べるとかなり安いと感じるかもしれません。
(10年前の坪単価から見て3〜5割程度上がっているのではないでしょうか)
逆に言うと新築で建てて売らなければならない場面が来たときに、そのくらいの金額で売らざるをえないと言うことにもなります。
新築で建てようとしている方は、そのハウスメーカーの物件がどのくらいの金額で売られているか確認しておいた方が良いかもしれません。
不動産会社に金額の査定を依頼してみましょう。
我が家はノムコムに査定を依頼しました。
しつこい営業電話もなく、数十ページある資料で査定金額を教えてもらえます。
(周辺の土地の売買実績をもとに査定資料が出てきてびっくりしました)

電話でのやりとりは1回だけで、それも住所と査定目的の確認でした。
査定目的も資産状況の確認で売るつもりはないと伝えればOKです。
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ハウスメーカー独自の設備が入っている
ハウスメーカーごとに得意とする設備や仕様が存在します。
例えば一条工務店の全館床暖房、セキスイハイムの快適エアリー、桧家住宅のZ空調、その他鉄骨造のメーカーなど。
それらの設備がどうしても欲しいけど、予算が合わないという場合中古がオススメです。

私はどうしても全館床暖房が欲しくて一条工務店の中古を選びました。
(全館床暖房は基本的に一条工務店でないと不可能なため)
また、これから注文住宅にするか悩んでいる方は、一度資料請求して各ハウスメーカーの特徴を掴んでおくと後悔が少ないと思います。
(せめてYouTubeでハウスメーカーの特徴解説動画は観ておいた方が良いかもしれません)
何かあった際に調べやすい
スマホで言うiPhone理論です。
使っている人が多いから、発信されている情報が多く問題発生時に対応しやすいといった感じです。
たとえ世界に一つの注文住宅と言っても、大手のハウスメーカーで建てていれば概ね似たような設備が入るでしょう。
何か不具合が起きた際の対応策が調べやすいのは間違い有りません。
保証やアフターサービスが充実
大手ハウスメーカー施工の住宅は中古であっても保証が引き継がれる場合があります。

また、何かあった際のサポートも確実に問い合わせ窓口があるため、充実していることから安心感があります。
周辺環境が事前にわかる
一生に一度とも言われる住宅購入で最大のポイントである周辺環境です。
中古であれば事前に周辺の探索やおかしなところがないかチェックすることが可能です。
土地を購入する際もできるのではと思われるかもしれませんが、一角が分譲地の場合、隣人リスクを調べるのは難しいのではないでしょうか。
また、契約時に近隣トラブルは重要事項となり売主に説明の義務があります。
この説明の義務は非常に重く、私が契約した際は住んでから近隣トラブルが判明した場合は、手付金の4倍の金額が支払われることになっていました。

もちろん近隣トラブルはありませんでした
気になる点
築10年くらいだと新築建売の方が安い
大手ハウスメーカーの住宅は基本的に高いので、中古で価格が下がっても築10年くらいだと新築建売の方が安い場合があります。
(ローン残債が多くある場合だと高く売らざるを得ないため)
これは価値観に寄りますが、大手ハウスメーカーの安心や設備がほしいか、新築が良いかの話になります。
あんまりハウスメーカーにこだわりがないなって人は建売でも良いのではないでしょうか。
タウンライフ不動産売買であれば希望する物件情報を一度入力するだけで物件資料を受け取ることが出来ます。
また、建売と中古を同時に探すようなことも可能なので比較したい方にかなりオススメです。

登録して情報をもらいながら自分で調べるのが最も効率が良いかもしれません。
間取りが特殊な場合がある
注文住宅はこだわりを持って建てる人がかなり多いです。高いお金払って建ててるので当然と言えば当然ですが。

今まで物件情報を見て、一番特殊な間取りはアトリエ付きでした。
ただ、多くの場合は住むのに問題ないレベルだとは思います。
逆に間取りで細かなところが気になるのであれば、それこそ注文住宅を建てるのに向いている人な気がします。
また、中古で買って水回りだけでもリフォームしてしまうのも手です。
おそらく今の相場であれば300万円程度で出来ると思いますし。
売却理由が気になる
築浅中古の注文住宅は売り出される理由のほとんどが離婚です。多分9割くらいはそうなのではないでしょうか。
私は正直全く気にならないタイプですが、嫌がる人の気持ちもなんとなく理解できます。
それについては個人の価値観ですが、嫌だと感じるならその物件は辞めておいた方が良いかなと思います。
買うときに気にする人だと住んでから何か起こるたび家のせいだと思ってしまいそうですし。
ただし、注意点として仲介する不動産業者によっては教えてもらえないことがあります。仕事の都合みたいな感じで濁されるケースもあるようです。
(離婚は告知事項じゃない上、個人情報なので仕方ない部分もあるとは思います)
ちなみに、住宅ローンが払えなくなって・・・みたいなパターンは少ないと思います。
(住宅ローンの滞納率は3%くらいだったはず)
まとめ
・中古は安く売られやすい
・ハウスメーカー特有の設備が安く欲しいならオススメ
・こだわりがある人は新築で建てた方が満足度が高いかも
以上になります。
一生に一度の買い物とも言われる家選びで後悔したくないと思います。
ただ一つ、一条工務店の中古住宅を購入して住んでいる人間から言わせると住めば都です。

大抵の賃貸より遙かに良い設備で、諸々の支払いはむしろ安いくらいです。(将来的な改修を考えても)
内装や間取りにこだわりが無い人は中古を検討しておいた方が、後々の後悔が少ないと思います。
それでは。