フォークリフト免許取得の体験談【フォークリフト技能講習】

こんにちは。あーるです。
私はこれまで数々の資格を取得してきました。

今回はフォークリフト免許を取得した際の体験談になります。
これから、フォークリフト技能講習を受講される方の参考になれば幸いです。
・1t以上のフォークリフトを運転する際に必要
・学科試験と技能試験がある
・期間は4日間
フォークリフト技能講習とは
最大荷重1t以上のフォークリフトの運転作業に従事する方は、受講することが義務とされている講習です。
ちなみに国家資格です。

事実上フォークリフトの運転免許と言えるでしょう。
保有資格等で講習時間が異なり、最短で11時間最長で35時間となっています。
→多くの人は運転免許のみ保有の31時間コースになると思われます。
また、免許の取得には自動車と同様、学科試験と技能試験の合格が必要になります。
フォークリフト技能講習体験談
私は運転免許のみ保有の31時間コースで受講しました。
1日目(学科)
到着後、簡単な事務手続きをし講義開始。
フォークリフトに関する250P程度のテキストが配られ、9時から17時までひたすら授業を受けます。
授業が終わると試験となりますが、試験に出る箇所は授業中に線を引くよう指示が出るため、日本語が読めれば苦労しないかと思います。
(私の教習所だと漢字が読めない人には、ふりがなの振られた問題が渡されていました)
試験時間は60分ですが20分経過後退出可能であったため、私はその時間で退出しました。

落とすための試験ではないので、そんなに心配いらないと想います。
2日目~4日目(技能)
2日目以降はフォークリフトを実際に運転します。
運転に当たって10人程度のグループとなり順番に回していくイメージです。
(私の時は人数が少なく5名でした)
正直なところ運転操作そのものより待ち時間が長いのが辛いです。
乗車できるのは一時間に1回程度で集中力が切れそうになります。
最初は前進後進、その後は8の字運転などだんだんと難易度が上がっていきます。
走行操作自体は自動車とほぼ変わらないため、普段運転している人ならそれほど苦労しないのではないかと思います。

バック駐車が問題無く出来る人だと、感覚をつかむのが早い気がします。
3日目からはパレット、4日目で1tの重りを持ち上げて走行します。
荷物を持ち上げる操作も単純なので、慣れてしまえばそれほど難しくはないでしょう。
フォークリフトの技能試験において最も難しいのは、操作よりも安全確認などの手順を覚えることです。
操作の前後で前ヨシ、後ろヨシなど指さしで安全確認の必要があり、これを忘れると減点です。
この手順を覚えるために練習すると言っても過言では無いと思います。
本番までの練習でひたすらこれを覚えていきます。
技能試験本番
技能試験のコースはざっくり言うと、1tの重りを持ち上げてS字走行した先に置く感じです。
試験まで、同じコースをずっと練習するので終盤は集中力が切れてよく分からないミスをしていました。
最終日の18時頃から試験が始まり、私の順番は最後だったためしばらく待機。
問題無ければその場で合格を伝えられるシステムだったため、私が試験をする頃には他の人は合格した状態で少しプレッシャーでした。(笑)
いざ試験が始まると、フッと落ち着き「ここを走るのもこれが最後か」なんてよく分からないことを考えていました。
荷物を置き所定の位置に戻った段階で合格を伝えられ、一安心。
その後教室へ案内され、免許証を渡されてフォークリフト講習は終了となりました。
まとめ
・フォークリフトの免許はかなり取りやすい資格
・4日間の時間を作るのが一番大変かも
以上になります。
この記事がフォークリフトの免許を取る方の参考になれば幸いです。
それでは。
