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【ドローンの運転免許?】第一級陸上特殊無線技士の体験記!独学での勉強法を解説【一陸特】

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こんにちは、陸上特殊無線技士のあーるです。

この資格は、私が大学生の時に取得しました。

この資格は少しマイナーです。

しかし、ドローンの商用飛行には陸上特殊無線技士資格が必要になります。(3級でも可)

そのため、今後の需要が見込まれる資格だと考えられます。

この記事では一陸特の合格までの体験記についてまとめています。

受験を考えている方の一陸特攻略のヒントになれば幸いです。

この記事のポイント

・一陸特は電気系人材には取得しやすい資格

・logの計算問題が比較的難しい

・ドローンの商用飛行に必要な場合がある

第一級陸上特殊無線技士の概要

第一級陸上特殊無線技士とは

第一級陸上特殊無線技士は、日本無線協会が実施する国家試験です。

無線設備の技術操作が可能になる資格です。

具体的な勤務先としては、携帯電話基地局、テレビ局、衛星通信局(BS)などがあり、今後の活躍が大きく見込まれます。

第一級陸上特殊無線技士試験の概要

第一級陸上特殊無線技士試験は年に3回開催されます。(2月、6月、10月)

また、申し込みは受験日の2ヶ月前からです。(4月、8月、12月)

受験資格等は特にありません。

受験料は6,363円で、申し込みはインターネットか郵送になります。

合格率は30%前後で、毎年8千人前後の人が受験しています。

以下に第一級陸上特殊無線技士試験の特徴をまとめます。

一陸特試験の概要

・出題科目は「無線工学」24問(120点満点)、「法規」12問で合計36問(60点満点)

・1問5点で、「無線工学」は75点、「法規」は40点で合格

・4択もしくは5択のマークシート方式

・試験時間は3時間と非常に長い(ほとんどの人は1時間で退出)

・基本は過去問とほぼ同じ問題が出題される

・計算問題は5,6問程度出題される。残りは知識問題

第一級陸上特殊無線技士の体験記

一陸特受験時に使用した教材、勉強時間、かかった費用など。

第一級陸上特殊無線技士試験で使用した教材

第一級陸上特殊無線技士 試験問題集 」 東京電機大学出版局

試験勉強にはこの一冊のみ利用しました。

圧倒的な問題数があるため、9割くらい出来るようにしていけば本番でも苦労しないと思います。

ただし、問題集なだけあって解説が少ないです。

初学者の人はこれだけだと、苦労するかもしれません。

第一級陸上特殊無線技士の体験記

難易度:  勉強時間:60時間

受験時の私のスペック

・電気科の学生(電気回路、logの計算、半導体素子の問題はそれなりに出来る)

・通信系の知識は無し

受験申し込みはネットで行いました。

電子申請自体はそれほど難しくなく、スマホからでも出来たと思います。

ただし、電子申請の場合だとATMで振り込む際、ゆうちょ銀行の振替払込用紙を使いました。

※2025年現在クレジットカードでの支払いが出来るようです。

試験勉強ですが、使用した教材の部分で登場した「第一級陸上特殊無線技士 試験問題集 」を4周くらい2ヶ月以上かけてやりました。

時間にするとおそらく60時間程度だと思います。

電気科の学生だったため、電気回路logの計算半導体素子の問題に関してはそれほど苦労しませんでした。

logの計算は馴染みのない方だとかなり苦しいと思うので、無理しないことをオススメします。

 

法規に関しては、危険物取扱者やボイラー技士などと同じイメージです。

暗記すれば出来ます。

おそらくですが、電気科の方は合格率の割に難易度が低く感じるのではないかと思います。

本番が近くなった頃には、模擬試験として公表されている過去問題を解きました。

 

試験当日

試験当日、時間を1時間間違えて早く行ってしまいました

試験会場には開始の1時間前くらいから入場でき、過去問や問題集を眺めていました。

試験は、ほとんど過去問や問題集と似たような問題だったため解き終わるのも早く

見直しも終わっていたので、退出できる時間までぼーっと待ってました。

 

ちなみに、1時間が過ぎるとほとんどの人が退出していきます。

一陸特では、問題の持ち帰りが可能で試験の1週間後に解答が公表されます。

自己採点をしたところ、7~8割程度点数が取れていたため安心しました。

その後、約1ヶ月後くらいに結果の通知が届き合格でした。

免状申請

一陸特の資格を利用して業務を行うためには、免状を取得する必要があります。

免状の申請は、必要な書類を住居地もしくは、受験地を管轄する総合通信局に郵送する必要があります。

必要書類を以下にまとめておきます。

第一級陸上特殊無線技士の免状申請に必要な書類

・無線従事者免許申請書

・氏名および生年月日の証明書類・・・住民票の写しなど

・手数料1750円・・・収入印紙

・写真・・・3×2.4cm

・返信用封筒

詳しいことは、総務省のページで確認してください。

書類送付後、1ヶ月くらいたった頃に免状が届きました。

画像では見づらいですが、背景に富士山の模様があり光が当たるとキラキラします。

取得までにかかった費用

一陸特取得までにかかった費用は以下のようになりました。

費用内訳

・受験料・・・5,363円(現在は6,363円)

・教材費・・・1,700円(中古)

・交通費・・・1,500円

・免状申請費・・・2,500円(手数料、写真、住民票など)

合計で1万円超というところでしょうか。免状申請費が良心的ですね。

まとめ

まとめ

・電気科の人は合格率の割に難易度が低く感じるかも(初学者の半分くらいの勉強時間)

・logの計算が初学者の人には難しい

・基本は過去問と同じような問題が出題

・今後活躍の可能性が高い資格

以上です。いかがだったでしょうか。

一陸特は通信の仕組みや電気回路について広く学べるためオススメの資格です。

(免状もかっこいいですし)

是非チャレンジしてみてください!

それでは。

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あーる
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20代のインドアな夫婦と子一人の3人家族です。一条工務店の中古住宅を購入し暮らしています。 住宅や資格の情報を中心に発信しています。
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