【元野菜嫌いが語る】野菜嫌いの子を持つ親に伝えたいこと

こんにちは。あーるです。
世の中に野菜嫌いの子を持つ親向けのコンテンツはありますが、野菜嫌い視点のものは意外とないと感じ記事を書きました。
私自身が筋金入りの野菜嫌いで、ジャガイモとカボチャ以外は全部美味しくないし、反射的に戻すレベルでした。(今では大抵の野菜は食べられるように)
元野菜嫌い達への鎮魂と野菜嫌いを理解する一助になれば幸いです。
この記事のポイント
・野菜嫌い視点での世の中の感じ方
・野菜嫌い向けの調理方法の提案

野菜嫌いの魂の叫び5選
味覚や感覚は人によって違う
皆この前提をわかっているようでわかっていない。
気軽に「これ美味しいよ」とか「そんなに味しないよ」とか言ってくるが、美味しくないし味もします。
私は野菜の繊維と味全てがダメで、キャベツやレタスといった比較的食べやすい葉物野菜でも苦味とエグ味を尋常じゃないレベルで感じました。
→感じる味としては、今まで食べた中で一番美味しくなかった葉っぱを想像してください。(まずい葉っぱを食べたことないならその辺の食べられる雑草を食べてください)
そもそも何のために野菜を食べるのか
野菜を食べる理由はそもそも何か。
バランスよく食べて成長するためとか、将来恥ずかしい思いをしないためとかかなと
人の親となった今ではその気持ちも分からなくはないですが
野菜をほとんど食べないような人でも成長します。
また、大人になって人前でご飯を食べるような時は食べられないものは避けませんか?
そもそも、大人になってから食べ物の好き嫌いでどうこう言ってくる人間と出会うことって無いのではないでしょうか。
細かく刻まないで、混ぜないで
細かくしたところで味も繊維も消えません。
別で添えられてる方がまだ覚悟を決めて食べられる分マシだとすら思っていました。
また、混ぜられると全部に味が移って美味しく無くなります。
→私はこれのせいで疑心暗鬼になりしばらくひき肉も食べられなくなりました。
新鮮な野菜でも無理なもんは無理
新鮮な野菜なら美味しいと何度も言われたことがありますけど、無理です。普通に野菜は野菜です。
実体験としては、小学2年生くらいの頃にたけのこ刈りに連れてかれ、採れたてをその場で調理してもらいましたがいつも通り反射的に戻しました。
(その日はマック食べて帰りました)
悪意があるわけではない
これを作ってる農家さんがいるんだよとか、調理してくれた人がいるんだよと言われますが、罪悪感で野菜が食べれたら苦労しません。
野菜を食べられない時点で相応にしんどい思いをしてるので、わざわざ言わないでください。
野菜嫌いに野菜を食べてもらうための調理法の提案
そうは言っても子どもには野菜を食べてほしいのが親心だと思います。
野菜を食べてもらうために大事なこととしては以下のことが挙げられます。
・とにかく味と繊維を消す
・素材を絶対に感じさせないようにする
(素材の味を活かそうだなんて絶対に思わないでください)
・カレーやビーフシチュー
→煮込むことで繊維も消えるし味も消される
子どもが野菜を見るのも嫌がる場合は、にんじんや玉ねぎをペーストにすることをオススメ
(なお、私はカレーの風味も嫌いだったのでこの手は通用しませんでした)
・牛丼
→スライスした玉ねぎを、よく炒めてから煮込む(生のまま煮込むと繊維が残るかも)
・ロールキャベツ
→中身ににんじんを入れる場合は、事前に火を通してすりつぶしてひき肉と混ぜる
(刻んだにんじんの繊維が残っているとそれだけでロールキャベツ嫌いになります)
現野菜嫌いの子ども達に伝えたいこと
今は野菜が美味しくなくても、大人になると味覚が変わって、それなりに食べられる日が来ます。
人と違うことに悩まないで今は食事を楽しんで、食べることを嫌いにならないようにしてください。
また、年に一回くらいは野菜に挑戦してみると良いかもしれません。
たまに食べておくと周りも納得させやすいですし、まずいと感じなくなっていれば食べられる野菜が増えて成長を実感できます。
そしていつか野菜を食べられるようになったら、野菜嫌いの人に優しくしてあげてください。
さいごに
野菜が嫌いなのには理由があり、調理方法次第では食べられる可能性があります。
また、嫌いなものを無理やり食べさせるのはやめましょう。
調理方法も面倒だとは思いますが、重度の野菜嫌いはある種の特性なので野菜を食べさせようと思うからには覚悟を決めてやってください。
小学1年生の時に教育実習生に無理に給食を食べさせられて戻したことをいまだに覚えています。
(今となっては笑い話ですし、教育実習生が一生懸命やっていたんだと理解しています)
この記事で野菜嫌いへの理解が深まれば幸いです。
そして全ての野菜嫌いが少しでも生きやすくなることを願っています。
それでは!